ゆがみちゃん

「ゆがみちゃん 毒家族からの脱出コミックエッセイ」

読みました

 

非常に壮絶な日々…

でも可愛いイラストになることで、重たい内容も適度な軽やかさに変わり、読みやすく、どのような状況だったのか理解できました

 

 

文字だけでは伝わりづらいニュアンスもマンガだと良く伝わるんだなと改めてマンガの良さを再認識しました

 

ゆがみちゃんの家族は本当に毒家族ですね

 

家族それぞれがストレスを抱え、様々な形であらわれています

脱出したゆがみちゃんは特別強い心をもっていたわけでも人格者なわけでもなく、ゆがみちゃん自身もストレスを吐き出しながら、立ち止まって考え、自問自答しながら、毒家族によって汚された自我を見つめ、心をととのえていったんですね

 

毒親に悩む私にとって、自分自身の経験を客観視できる作品でした

特に、親自身も親から抑圧を受けていた可能性があるのかもというコマは、今まで自分になかった視点でした

いわば祖父母もまた毒親だった可能性があるということ…

 

確かに…思いあたる節があります

 

そう考えると、親もまた、毒親の被害者であり、その負のエネルギーが子へと向かう…

 

それに気づかせてもらえて、気が楽になりました

な〜んだ、親も毒親の被害者なのね、だからこうなってしまうのねと

 

毒親は、自分が毒親だなんて少し思っていないので、こちら側が冷静に防御しなければ…

 

 

気づきとパワーをもらえる作品でした

 

魂の作品をありがとうございました